総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
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CLEIA
- 基準範囲
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37 U/mL 以下
- 実施料
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127点
- 判断料
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144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
- 所要日数
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1~2日
- 備考
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本検査項目は唾液による汚染のため、高値異常を示す場合のあることが確認されています。ご提出の際は、検体の取り扱いには十分ご注意下さい。
「腫瘍部位とマーカーの有用性」と「検体検査実施料」および「悪性腫瘍特異物質治療管理料」は「総合検査のご案内」をご参照下さい。
- 検体安定性
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3ケ月
- 臨床意義
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健康なときにはほとんど見られない特徴的な物質を、がん細胞が産生し、血液中などで検出できるものを、
「腫瘍マーカー」として保険収載されている。スクリーニング検査として行われるとともに、
数値の変動はがん細胞の進展とつながるため、治療経過の診断に用いられる。基準範囲による陰性陽性の判定では、
検出率を上げると検査の感度は上昇するが、特異度が下がり、がんでない人が陽性となる。
逆に、特異度を上げると感度が下がることになるなど、腫瘍マーカーは確定診断に向けたひとつの検査であり、
超音波検査や血管造影などの画像や生検によって総合的に診断される。
CA19-9は、ヒト大腸癌培養細胞株SW-1116を免疫原として得たモノクローナル抗体
により認識される糖鎖抗原で、Ⅰ型糖鎖抗原を基本骨格とする血液型抗原Leaの糖鎖の末端に
シアル酸が結合したものである。膵臓癌、胆管・胆嚢癌で高い陽性率を示す。