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LDHアイソザイム
採取量
血液 : 1.0 mL
提出量
血清 : 0.3 mL
容器
保存方法
検査方法
アガロースゲル電気泳動法
基準範囲
LDH1:17.3~30.3 %
LDH2:30.0~39.7 %
LDH3:19.0~25.6 %
LDH4: 6.2~12.3 %
LDH5: 4.9~13.9 %
実施料
48点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
3~4日
備考
全血では室温保存が望まれます。長期保存の場合は-45℃以下の保存が理想的です。
検体安定性
4日
臨床意義
LD(LDH)はM(muscleまたはA)とH(heartまたはB9のサブユニットからなり、その結合様式からLD1~LD5の 5種類のアイソザイムが知られている。また、LDHに対する抗体とLDHが結合することにより巨大化した 特殊なLDHアイソザイムの出現することがある。各臓器に特徴あるアイソザイム比で分布しているため、 血清中のアイソザイムパターンから障害組織の部位をある程度まで推定することができる。
関連項目
LD AST(GOT) ALT(GPT) コリンエステラーゼ(ChE) γ-GT(γ-GTP) LAP(ロイシンアミノペプチダーゼ) CK(CPK) アルカリフォスファターゼ(ALP)