345
ALP(アルカリフォスファターゼ)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
JSCC標準化対応法
基準範囲
105~330 U/L
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
基準値は年齢、妊娠と共に増加傾向が認められます。
検体安定性
臨床意義
アルカリホスファターゼは、腎、小腸、骨、胎盤、肝等の細胞膜に広く分布し、リン酸の膜輸送 に関与している。血清中の活性増加は、肝胆道系疾患(肝硬変、肝細胞癌、慢性肝炎、閉塞性黄疸)、 骨疾患(骨折、骨腫瘍)、甲状腺機能亢進症、慢性腎不全でみられ、疾患の診断ならびに治療経過の観察 に必須の検査である。異なる臓器に由来するアイソザイムが存在するため、異常値を示した場合アイソザ イム検査が有用である。骨の成長が盛んな小児期、妊娠30週以降は高値を示す。
関連項目
ALPアイソザイム AST(GOT) ALT(GPT) LD コリンエステラーゼ(ChE) γ-GT(γ-GTP) 総ビリルビン LAP(ロイシンアミノペプチダーゼ)