346
AST(GOT)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
JSCC標準化対応法
基準範囲
8~38 U/L
実施料
17点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
溶血血清は高値を示す場合があります。
検体安定性
7日
臨床意義
アスパラテートアミノトランスフェラーゼ(AST)は代表的な肝機能の指標で、別名グルタミン酸 オキザロ酢酸トランスアミナーゼ(GOT)とも呼ばれる。 細胞内では細胞質とミトコンドリアに存在しグルタミン酸脱水素酵素との組み合わせでアミノ酸代謝に 重要な役割を果たす。臓器別には心筋、肝、脳に多く、ついで骨格筋、腎にも存在する。これら臓器に 細胞破壊が生じ血中に逸脱すると活性が上昇する。ASTとALTの活性では、急性・慢性肝炎では AST<ALTで、肝硬変や肝癌ではAST>ALTの傾向が多くみられる。
関連項目
ALT(GPT) ミトコンドリアAST(GOT)(m-AST) LD コリンエステラーゼ(ChE) γ-GT(γ-GTP) LAP(ロイシンアミノペプチダーゼ) 総ビリルビン LD(LDH)アイソザイム アルカリフォスファターゼ(ALP)