総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
-
アガロースゲル電気泳動法
- 基準範囲
-
ALP1: 0.0~ 2.0 %
ALP2:26.3~65.0 %
ALP3:34.6~62.4 %
ALP4: - %
ALP5: 0.0~18.4 %
ALP6: - %
- 実施料
-
48点
- 判断料
-
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
- 所要日数
-
3~4日
- 備考
-
-
- 検体安定性
-
1週
- 臨床意義
-
アルカリフォスファターゼはいくつかのアイソザイムからなっており、通常の膜電気泳動では6分画
(ALP1~ALP6)に分画される。成人では肝由来、小児では骨由来のものが主体である。肝疾患、骨疾患、
悪性腫瘍などで由来の異なるアイソザイムが上昇する。それぞれについては、ALP1:肝由来の高分子ALP、
ALP2:肝由来のALP、ALP3:骨芽細胞由来、ALP4:胎盤に由来、ALP5:小腸由来、ALP6:骨または肝由来のALP
が免疫グロブリンと結合したものとされている。