354
CK(CPK)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
JSCC標準化対応法
基準範囲
M:50~220   F:40~170 U/L
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
7日
臨床意義
クレアチンキナーゼ(CK)は筋肉収縮の際のエネルギーの代謝に関与する重要な酵素である。 生体内では骨格筋に最も多く、平滑筋、心筋、脳などにも含まれ、それらの部位の損傷により血中に 逸脱する。活性には性差が認められ、女性は男性より低値を示す。 急性心筋梗塞、心筋炎、筋疾患(進行性筋ジストロフィー、多発性筋炎、皮膚筋炎)、脳血管障害、 甲状腺機能低下症などで上昇。甲状腺機能亢進症、全身性エリテマトーデス、シェ―グレン症候群、 関節リウマチなどの疾患で低値を示す。
関連項目
CKアイソザイム(CPKアイソザイム) AST(GOT) ALT(GPT) LD LD(LDH)アイソザイム CK-MB(CPK-MB) ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP) (心室筋)ミオシン軽鎖Ⅰ ミオグロビン 心筋トロポニンT