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心筋トロポニンT(トロポニンT)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.4 mL
容器
保存方法
検査方法
ECLIA
基準範囲
0.014 ng/mL 以下
(急性心筋梗塞診断のカットオフ値 0.100)
実施料
115点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
1年
臨床意義
トロポニンTは分子量39,000の蛋白でトロポニンIおよびCとともにトロポニン複合体を形成している。 複合体は心筋のアクチンフィラメントとトロポミオシンとの結合に関わって筋収縮を調節している。 心筋梗塞が起き組織破壊が生ずるとトロポニンTが血中に出現し、発症後3時間位から上昇、 12~18時間前後でピークに達するとされ、CK-MB、ミオグロビン、 ミオシン軽鎖Ⅰなどとともに有用な心筋梗塞マーカーとして用いられる。
関連項目
CK-MB ミオシン軽鎖Ⅰ