384
カルシウム(Ca)(尿)
採取量
提出量
尿 : 5.0 mL
容器
保存方法
検査方法
アルセナゾⅢ法
基準範囲
0.1~0.3 g/day
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
臨床意義
体内のカルシウムは、99%が骨、歯などの硬組織に貯蔵され、酵素の活性化、血液凝固、 筋収縮、神経刺激伝導などに重要な役割をもっている。血清中のカルシウムは、腸、腎、副甲状腺、 骨などにおける、ホルモンやイオンの相互作用により調節されており、 骨、内分泌代謝、腎、消化器、血液、神経の病態生理を反映する。副甲状腺ホルモンやビタミンDの過剰、 および多発性骨髄腫などの骨代謝異常で高値になり、副甲状腺ホルモンやビタミンDの欠乏などで低値を示す。
関連項目
カルシウム 1α,25-(OH)2ビタミンD 副甲状腺ホルモンintact(PTH-intact) ナトリウム クロール カリウム マグネシウム(Mg) 無機リン(P) オステオカルシン(BGP) カルシトニン