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クロール(Cl)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
電極法
基準範囲
98 ~ 108 mEq/L
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
ナトリウムと同時に測定した場合、実施料の算定はいずれか一方のみとなります。
検体安定性
1ヶ月
臨床意義
クロールは、血中の代表的陰イオンで、体の水分保持や浸透圧の調節などの働きをする。 通常、血液中のクロール濃度はナトリウム濃度に並行して動く。しかし、関係が崩れた時には 酸塩基平衡の異常、ナトリウムと同様の変化であれば水分代謝異常を疑う。
関連項目
ナトリウム 尿中ナトリウム 尿中クロール カリウム マグネシウム(Mg) カルシウム(Ca) 無機リン(P) 浸透圧(血液) アルドステロン