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カリウム(K)
採取量
血液 : 1.5 mL (容器①)
提出量
血清 : 0.5 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
電極法
基準範囲
3.5 ~ 5.0 mEq/L
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
全血での放置によりKが高くなります。特に冷蔵保管では著しく高値となります。採血後室温に放置し、 凝固が確認されたら、遠心して汎用容器(No.2)に血清を分離して下さい。 採血にあたっては、溶血しないように注意してください。
検体安定性
1ヶ月
臨床意義
カリウムは細胞内液に多く存在し、ナトリウムと共に細胞の浸透圧を維持する。また、ナトリウム の排泄を促進し血圧を下げる働き、筋肉の収縮を円滑にする効果がある。異常高値では、心筋に大きな 影響を与える。
関連項目
ナトリウム 尿中ナトリウム クロール 尿中クロール 尿カリウム マグネシウム(Mg) カルシウム(Ca) 無機リン(P) 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH) コルチゾール アルドステロン