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QFT-Plus(クォンティフェロン TB ゴールド プラス)
検査材料・量
血液 : 5.0 mL
容器
保存方法
検査方法
ELISA法
実施料
612点
判断料
144点(免疫学的検査判断料区分)
所要日数
3~5日
備考
①必ずヘパリンリチウム容器(147 QFT-Plus用容器)をご使用ください。
②採血後3時間以内に冷蔵(2 ℃~8 ℃)で48時間保存可能です。

検体安定性
臨床意義
体内に結核菌が侵入すると、結核菌はマクロファージに貪食され、Tリンパ球は結核菌で感作される。 感染者の血液を結核菌特異抗原とともに培養すると、感作されたTリンパ球は反応してIFN-γを分泌するので、ELISA法を用いて測定する。 この際、陰性コントロールと陽性コントロールも同様に測定する。 陽性コントロールはTリンパ球をマイトジェンで非特異的に刺激してIFN-γの分泌を確認するものである。 免疫機能が低下しているHIV感染者、糖尿病、白血病などの疾患や免疫抑制剤、ステロイド投与などでは 陽性にならないため、陽性コントロールで確認する必要がある。
関連項目
抗酸菌染色(蛍光法) 抗酸菌分離培養 抗酸菌感受性検査 結核菌群核酸同定精密 抗酸菌群(非定型)核酸同定精密 結核菌群核酸同定精密(直接検出法) アビウム・イントラセルラー核酸同定精密(直接検出法) T-スポット.TB