総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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QFT-Plus(クォンティフェロン TB ゴールド プラス)
- 臨床意義
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体内に結核菌が侵入すると、結核菌はマクロファージに貪食され、Tリンパ球は結核菌で感作される。
感染者の血液を結核菌特異抗原とともに培養すると、感作されたTリンパ球は反応してIFN-γを分泌するので、ELISA法を用いて測定する。
この際、陰性コントロールと陽性コントロールも同様に測定する。
陽性コントロールはTリンパ球をマイトジェンで非特異的に刺激してIFN-γの分泌を確認するものである。
免疫機能が低下しているHIV感染者、糖尿病、白血病などの疾患や免疫抑制剤、ステロイド投与などでは
陽性にならないため、陽性コントロールで確認する必要がある。