QFT-Plusについて
           
検査結果に対する基準
Nil値 TB1値TB2値 Mitogen値判定解釈
8.0以下0.35以上
かつNil値
の25%以上
不問不問陽性 結核感染を疑う
不問0.35以上
かつNil値
の25%以上
0.35未満、あるいは0.35以上
かつNil値の25%未満
0.5以上陰性結核感染していない

0.5未満

判定不可結核感染の有無について判定できない
8.0を超える不問不問不問


報告項目の説明および報告範囲

判定            陰性・陽性・判定不可(判定保留はありません)
TB1値(IU/mL)     IFN-γTB1注1)-IFN-γN注4)
TB2値(IU/mL)     IFN-γTB2注2)-IFN-γN注4)
Nil値(IU/mL)       IFN-γN注4)
Mitogen値(IU/mL)  IFN-γM注3)-IFN-γN注4)

 注1)IFN-γTB1:QFT TB1 チューブ血漿のIFN-γ濃度
 注2)IFN-γTB2:QFT TB2 チューブ血漿のIFN-γ濃度
 注3)IFN-γM:QFT Mitogen(陽性コントロール) チューブ血漿のIFN-γ濃度
 注4)IFN-γN:QFT Nil(陰性コントロール) チューブ血漿のIFN-γ濃度
測定値につきましては、小数点以下第2位まで報告いたします。報告範囲は10.00(IU/mL)以下は実数で報告します。 また10.01以上につきましては、一律>10.01と報告いたします。

判定不可になる可能性のある疾患や治療を受けている患者検体

  • HIV感染、AIDS、臓器移植等により免疫抑制されている患者検体
  • 糖尿病、ケイ肺症、慢性腎不全、血液病(白血病、リンパ腫等)、その他特定の悪性腫瘍(頭部癌、頸部癌、肺癌等により 免疫低下の可能性のある患者検体
  • 免疫抑制剤(コルチコステロイド、メトトレキサート、アザチオプリン、化学療法等)により免疫抑制されている患者検体