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抗酸菌分離培養
検査材料・量
喀痰/その他
容器
保存方法
冷(凍結不可)
検査方法
小川培地使用
実施料
204点
判断料
150点(微生物学的検査判断料区分)
所要日数
4~8週
備考
検体安定性
臨床意義
培養ではNALC-NaOH法よる前処置をした後に、工藤PD培地(2%小川培地)に塗布する。 NALC (N-acetyl-L-cysteine) は粘稠な喀痰に多量に含まれるS-S結合を還元し、 サラサラにするためであり、NaOHは一般細菌を殺菌する目的で用いる。 2%小川培地の2%はリン酸化2水素カリウムを培地に加えており、 1%,3%にそれぞれ添加したものもある。4週後に中間報告、8週後で最終報告とし、抗酸菌の集落を観察する。
関連項目
抗酸菌染色(蛍光法) 抗酸菌感受性検査 結核菌群核酸同定精密 抗酸菌群(非定型)核酸同定精密 結核菌群核酸検出 アビウム・イントラセルラー核酸検出 QFT-Plus(クォンティフェロン TB ゴールド プラス)

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