1884
プロトロンビンフラグメントF1+2(F1+2)
採取量
血液 : 1.8 mL (容器①)
提出量
クエン酸血漿 : 0.3 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
EIA
基準範囲
69~229 pmol/L
実施料
193点
判断料
125点 (血液学的検査判断料区分)
所要日数
3~6日
備考
「TAT」および「SFMC」を同時に測定した場合は、主たる項目のみ算定できます。3.2%クエン酸ナトリウム液0.2mL入り容器に血液1.8mLを正確に入れ、全量2.0mLにしてよく混和後、遠心分離し、血漿を凍結してご提出下さい。
検体安定性
臨床意義
活性化した第Ⅹ因子はプロトロンビンのペプチドの一部を切断して トロンビンを生成する。この一部のペプチドがプロトロンビンフラグメントF1+2である。 凝固系の亢進する深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳塞栓症、左房内血栓等や 播種性血管内凝固症候群(DIC)の診断・治療効果の判定において トロンビン・アンチトロンビンⅢ複合体(TAT)と同様に、トロンビン生成を鋭敏に反映する。
関連項目
トロンビン・アンチトロンビンⅢ複合体(TAT) アンチトロンビンⅢ(AT-Ⅲ) 血小板数(PLT) フィブリノーゲン(Fbg) プロトロンビン時間(PT) FDP