総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
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酵素法
- 基準範囲
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0.50~1.50 g/day
- 実施料
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11点
- 判断料
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144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
- 所要日数
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1~2日
- 備考
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- 検体安定性
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- 臨床意義
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クレアチニンは筋肉細胞内で産生されるクレアチンリン酸の最終代謝産物であり、
血清クレアチニン濃度は筋肉での産生量と尿中へのクレアチニン排泄量によって決まる。
血清クレアチニンは腎機能低下の原因となる腎疾患のほか、筋疾患で高値となるが、
筋ジストロフィー症などでは低値となる。また尿中へのクレアチニンの排泄量は
筋肉の総量に比例しており、食事や尿量に左右されず尿細管で再吸収されないため
腎の糸球体機能検査として利用されている。