総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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60・120分クレアチニンクリアランス(Creクリアランス)
- 検査方法
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酵素法
- 基準範囲
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70.0~156.0 mL/min
- 実施料
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- 判断料
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- 所要日数
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1~2日
- 備考
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血清、尿の両材料をご提出ください。身長、体重、尿量を依頼書に必ずご記入ください。
- 検体安定性
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- 臨床意義
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腎臓は血液を濾過して、老廃物を除くとともに血液の恒常性を維持している。
クレアチニンは体内でつくられる量がほぼ一定し、糸球体から尿に排泄される。
腎臓の排泄機能が低下すると、血漿中のクレアチニン値が上昇するため、
単位時間当たりに濾過した血漿量を血中・尿中クレアチニンの値から求め、
クレアチニンクリアランス(糸球体濾過値)として腎機能の推定に用いられている。
まず、尿中クレアチニン濃度に1分間尿量を乗じて、濾過されたクレアチニン量とする。
これを血清中クレアチニン濃度で除すると、濾過された血漿量が得られる。
一方、クリアランス値は腎の大きさに依存し、それは体表面積に比例すると考えられている。
日本腎臓学会では、標準体表面積が1.73m2の場合の糸球体濾過量としており、体表面積を体重と身長から求めた値で補正する。
60・120分クレアチニンクリアランスでは、一定時間の尿を正確に計測採尿し求める。