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PFDテスト
採取量
提出量
蓄尿 : 10.0 mL
容器
保存方法
検査方法
DACA法
基準範囲
73.4 % 以上
実施料
[100]点
判断料
所要日数
3~4日
備考
PFD内服後、6時間蓄尿の尿量測定後、10mLをご提出ください。6時間蓄尿量を必ずご記入下さい。
検体安定性
1ケ月
臨床意義
PFD(pancreatic functioning diagnostant)テストは、膵機能低下が疑われる慢性膵炎、 膵嚢胞繊維症や消化管術後の消化障害などで、スクリーニング検査として用いられる。 キモトリプシン基質ベンゾイル-L-チロシル-p-アミノ安息香酸(BT-PABA: N-benzoyl-L-tyrosyl-p-amino-benzoic acid)を経口投与すると、 消化管の中でキモトリプシンに分解されてPABAとなる。 次いで吸収され後、肝臓で抱合を受け、尿中に排泄される。 キモトリプシンは膵外分泌機能を反映して分泌されるので、PABAの排泄率から膵外分泌機能を推定する。
関連項目
血清アミラーゼ(S-AMY) リパーゼ(血清) エラスターゼ 1 トリプシン