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リパーゼ(血清)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
凍結
検査方法
1、2ジブリセリド基質TOOS法
基準範囲
13~55 U/L
実施料
24点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
1ケ月
臨床意義
リパーゼは、脂肪の分解に働く消化酵素で、血中リパーゼはほとんどが膵由来である。 主に急性・慢性膵炎など膵疾患で逸脱酵素とし上昇するため診断に用いられる。 進行した慢性膵炎では残存膵機能の低下のため高値をみない場合がある。このため 、低値側の測定意義は少ない。なお、通常尿中にはリパーゼ活性は認められない。
関連項目
膵アミラーゼ トリブシン 血清アミラーゼ(S-AMY) エラスターゼ1 膵ホスホリパーゼA2(膵PLA2 PFDテスト