総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 採取量
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血液 : 0.5 mL
- 提出量
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ヘパリン加血液 : 0.5 mL
- 容器
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10 ヘパリン容器
- 保存方法
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冷
- 検査方法
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原子吸光法
- 基準範囲
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μg/dL
- 実施料
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- 判断料
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- 所要日数
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7~13日
- 備考
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- 検体安定性
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3週
- 臨床意義
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クロム(Cr)は必須の元素であるが、3価と6価のものでは関連性が異なる。3価のクロムは
糖代謝、脂質代謝などに関連が認められ、不足により糖尿病が出現する。さらに、成長障害、短命、
角膜疾患がおこる。6価のクロムは極めて毒性が強く、職業性の暴露や過誤により、アレルギー性の
皮膚炎、潰瘍や皮膚癌、喘息、呼吸系の潰瘍や腫瘍が知られている。