1505
カドミウム(Cd)
採取量
血液 : 0.5 mL
提出量
ヘパリン加血液 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
原子吸光法
基準範囲
0.5 μg/dL 以下
実施料
判断料
所要日数
7~12日
備考
検体安定性
3週
臨床意義
カドミウム(Cd)は、職業的暴露や一般環境汚染による過剰摂取により健康に影響を受ける。 主に腎臓、骨、呼吸器および循環器などに障害が認められる。富山県神通川流域で発生した「イタイ イタイ病」の起因物質として有名である。血中カドミウム濃度は、体内への負荷量のモニタリング。 尿中カドミウム濃度は、暴露量のモニタリング指標として用いられている。
関連項目
NAG活性(NAG) クロム β2-マイクログロブリン