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α-プラスミンインヒビター活性(α-PI)(アンチプラスミン)
採取量
血液 : 1.8 mL (容器①)
提出量
クエン酸血漿 : 0.5 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
合成基質法
基準範囲
85~118 %
実施料
128点
判断料
125点 (血液学的検査判断料区分)
所要日数
3~4日
備考
3.2%クエン酸ナトリウム液0.2mL入り容器に血液1.8mLを正確に入れ、全量2.0mLにしてよく混和後、遠心分離し、血漿を凍結してご提出下さい。
検体安定性
2週
臨床意義
プラスミンは組織プラスミノーゲンアクチベータなどの作用により、プラスミンノーゲンから生成される。一方、 直ちにα-プラスミンインヒビターと複合体を形成し、活性が抑制されて線溶機能が調整されている。 α-プラスミンインヒビターの欠乏症や低下により出血傾向を呈する。またプラスミン活性が亢進している際も、 低値を示す。
関連項目
プラスミンノーゲン定量 FDP プラスミン・α2-プラスミンインヒビター複合体(PIC)