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銅(Cu)(尿)
採取量
提出量
尿 : 5.0 mL
容器
保存方法
検査方法
原子吸光法
基準範囲
18 μg/L 以下
実施料
23点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
4~7日
備考
指定容器をご使用下さい。
検体安定性
4週
臨床意義
血清銅は、その95%がセルロプラスミンと結合し、5%がアルブミンとゆるく結合している。 血球に含まれる銅の値はほぼ一定しているため、血清銅値は全血銅の変動をよく反映し、 また、セルロプラスミンの変動も反映する。血清銅値が高くなる疾患としては貧血、胆道疾患、 感染症などがある。妊婦や経口避妊薬服用者でも高値となる。低値となる疾患としてはウィルソン病、 本能性低色素性貧血、低タンパク血症をきたす諸疾患等がある。銅欠乏症状・所見があった時は、 血清銅、尿中銅、血清セルロプラスミンを測定する。
関連項目
セルロプラスミン(Cp) 銅(Cu) 鉄(Fe)