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直接ビリルビン(D-BIL)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
バナジン酸酸化法
基準範囲
0.1 ~ 0.6 mg/dL
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
直接・間接ビリルビンのご依頼の場合、保険請求は「総ビリルビン」、および「直接ビリルビン」と明記して下さい。
検体安定性
7日
臨床意義
血中ビリルビンは、赤血球崩壊のヘモグロビンに由来し、主として網内系でつくられ、 血中ではグルクロン酸抱合された直接ビリルビンと、非抱合の間接ビリルビンが存在する。 血中ビリルビンが増加して、皮膚や粘膜が黄染した状態を黄疸といい、 直接ビリルビンの上昇には肝細胞障害性黄疸や閉塞性黄疸のほか、 Dubin-Johnson 症候群などの体質性黄疸が報告されている。
関連項目
総ビリルビン(T-BIL) 間接ビリルビン(I-BIL) 尿中一般物質定性半定量検査 ビリルビン定性 AST ALT HBs抗原 HCV抗体 3rd LD(乳酸脱水素酵素) 直接クームス試験 間接クームス試験 赤血球数(RBC) 総胆汁酸(TBA) ハプトグロビン(Hp)