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C4(β1Eグロブリン)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
TIA
基準範囲
16~51 mg/dL
実施料
70点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
7日
臨床意義
補体は酵素活性を有する蛋白の集合体で、抗体と共に感染防御に働く。 活性系路には、古典的および第二経路の2系路があり、活性化された補体は細胞膜溶解、免疫粘着、 アナフィラトキシンなどの生理活性を有する。C4は古典経路にのみ関与しているので、 古典経路の活性化を、血清C4の減少により知ることができ、 C3と同時に測定することによりどちらの系路で活性化されているかがわかる。
関連項目
C3 血清補体(CH50) 抗核抗体(ANA)