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C3(β1C/β1Aグロブリン)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
TIA
基準範囲
62~132 mg/dL
実施料
70点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
7日
臨床意義
補体は酵素活性を有するタンパク質の集合体で、古典系路、第二経路を経て活性化され、 細胞膜溶解、免疫粘着、アナフィラトキシンなどの生理活性を発現する。 C3値は一般に低下する時に問題となり、その原因としては、糸球体腎炎、 全身性エリテマトーデス(SLE)における補体の活性化、肝硬変による合成異常、 先天的な欠損症などが挙げられる。またC3の低下に伴い二次的に感染症が反復する場合もある。
関連項目
C4 血清補体(CH50) 抗核抗体(ANA)