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活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
採取量
血液 : 1.8 mL (容器①)
提出量
クエン酸血漿 : 0.5 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
光散乱法
基準範囲
23.0~35.0 秒 
実施料
29点
判断料
125点 (血液学的検査判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
3.2%クエン酸ナトリウム液0.2mL入り容器に血液1.8mLを正確に入れ、全量2.0mLにしてよく混和後、遠心分離し、血漿を凍結してご提出下さい。
検体安定性
1ケ月
臨床意義
活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)は、出血傾向の診断や、術前の血液凝固スクリーニング検査として 、内因系、共通系凝固因子の量的ないし質的異常や各因子に対する抗凝血素の存在を検出するほか、 体外循環や抗凝固療法におけるヘパリン治療の指標とする検査である。 APTTでは高分子キニノゲン、プレカリクレイン、 第ⅩⅡ、ⅩⅠ、Ⅸ、Ⅷ、Ⅹ、Ⅴ,Ⅱ因子、フィブリノゲンの量および質の変動を反映する。
関連項目
プロトロンビン時間(PT) フィブリノーゲン(Fbg) 第Ⅱ因子活性 第Ⅴ因子活性 第Ⅶ因子活性 第Ⅷ因子活性 第Ⅸ因子活性 第Ⅹ因子活性 第ⅩⅠ因子活性 第ⅩⅡ因子活性 第ⅩⅢ因子定量