1580
メキシレチン
採取量
血液 : 1.0 mL (容器①)
提出量
血清 : 0.3 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
LC‐MS/MS
有効治療濃度
0.5~2.0 μg/mL
実施料
[470]点
判断料
所要日数
4~6日
備考
検体安定性
臨床意義
メキシレチンは頻脈性不整脈(心室性)の治療や糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛,しびれ感)の改善に用いられる。 薬物治療効果は個人によって、吸収、代謝等に差があるとともに、 同一の血中濃度が得られていても薬理効果や副作用が異なる。 そこで薬物治療の有効性と安全性を求めて、薬物血中濃度を測定し解析する 薬物治療モニタリング(TDM:Therapeutic Drug Monitoring)が実施されている。 この検査は特定薬剤治療管理料として抗てんかん剤、向精神薬、抗不整脈剤、抗生剤、抗悪性腫瘍剤、 免疫抑制剤などが保険収載されている。
関連項目
キニジン プロカインアミド ジソピラミド リドカイン アプリンジン ピルシカイニド プロパフェノン ピルメノール アミオダロン シベンゾリン フレカイニド