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プレセプシン
採取量
血液 : 2.0 mL (容器①)
提出量
ヘパリン血漿 : 0.4 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
CLEIA
基準範囲
314 pg/mL未満(敗血症診断カットオフ値:500pg/mL)
実施料
301点
判断料
144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
3~4日
備考
専用検体としての提出が必要となるため、ヘパリン容器での採血を推奨します。 内分泌学用容器での提出時は、他項目との重複依頼は避けて下さい。依頼項目をお受けできない場合があります。
検体安定性
臨床意義
プレセプシンは、食細胞が細菌等を貪食する際に利用するCD14タンパクが、消化酵素等による細胞内消化を受け分泌される CD14のN 末端部分からなる分子量約13kDaのタンパクである。 プレセプシンは、敗血症患者の血中で高値となり、敗血症の病態とよく相関することが報告されている。 さらに、既存の敗血症マーカーでは高値となる熱傷や外傷、手術などの侵襲の影響を受けにくいことから、 救命救急や重症感染症等の診断においても、プレセプシンは精度の高い敗血症マーカーとして利用が期待されている。
関連項目
エンドトキシン