1185
エンドトキシン定量(ES法)
採取量
血液 : 2.0 mL
提出量
血液 : 2.0 mL
容器
保存方法
冷(凍結不可)
検査方法
比濁時間分析法
基準範囲
カットオフ値 1.0 pg/mL 以下
実施料
243点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
3~4日
備考
1.0 pg/mLは、グラム陰性桿菌による敗血症診断のカットオフ値です。本検査においては、 血漿中のエンドトキシンを測定致します。血液2mLを専用容器にて採血し、よく混和させ、速やかに冷蔵保存にてご提出下さい。
検体安定性
臨床意義
エンドトキシンは、グラム陰性桿菌の細胞壁外膜を構成している成分の1つで、リポ多糖体である。 血中に入ると発熱、血管内凝固、リンパ球活性化など重篤な症状を呈するので、迅速な検査が必要となる。 測定法は、カブトガニの血球抽出物にエンドトキンを加えると、 ゲル化することを利用したものであるが、(1→3)-β-D-グルカンも同様な反応を示すので、 β-D-グルカンによるG因子の活性化を抑制する前処置により、エンドトキシンを測定する。
関連項目
(1→3)-β-D-グルカン