1894
アスペルギルス抗原
採取量
血液 : 3.0 mL
提出量
血清 : 0.7 mL
容器
保存方法
検査方法
EIA
基準範囲
陰性(-)
実施料
161点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
3~5日
備考
ピペラシリン/タゾバクタム合剤投与患者では陽性となる場合があります。
検体安定性
5週
臨床意義
アスペルギルスは健康人にも存在するが、免疫不全状態の日和見感染でみられ、 肺を中心に気管支、胸腔に病変を起こす。そのため診断には抗体産生を検出できなく、 血中の抗原検査をEIA(酵素免疫測定法)法で行う。 EIAは抗体を貼り付けて固定し、次いで被検検体を反応させてできた複合物に、さらに酵素標識抗体を加え、 その酵素による基質反応を発色として捉え、定量的に測定する方法である。
関連項目
カンジダ抗原 (1→3)-β-D-グルカン