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遊離カテコールアミン3分画(尿中)(遊離CA-3F)
採取量
提出量
酸性蓄尿 : 3.0 mL
容器
保存方法
検査方法
HPLC
基準範囲
アドレナリン(A)     0.6~14.1 μg/day
ノルアドレナリン(NA)  9.7~41.4 μg/day
ドーパミン(DA)     120~310  μg/day
実施料
170点
判断料
144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
4~5日
備考
実施料は「カテコールアミン分画」として一連の算定となります。 6N塩酸20mL(蓄尿1リットル当り)または市販の酸性蓄尿添加剤を加え冷所に蓄尿し、よく混和後、尿量測定の上、所定量をご提出下さい。
検体安定性
5日
臨床意義
カテコールアミンは、カテコラミンとも呼ばれ、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの総称であり、 副腎髄質ホルモンまたは神経伝達物質として重要な働きを持つ。 主に、褐色細胞腫や神経芽細胞腫などの診断・治療効果のほか、 ストレスや交感神経に関する病気で検査する。 血中カテコールアミンは遊離型が測定されるが、尿中では、遊離型と抱合型の総カテコールアミンが測定されている。
関連項目
カテコールアミン3分画 バニリルマンデル酸 メタネフリン2分画 ホモバニリン酸 ドーパミン(総) 3-メトキシ-4-ハイドロキシフェニルエチレングリコール