総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
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CLEIA
- 基準範囲
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12.0 IU/mL 以下
- 実施料
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168点
- 判断料
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144点 (免疫学的検査判断料区分)
- 所要日数
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3~4日
- 備考
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実施料は「抗DNA抗体(定量)」として一連の算定となります。
- 検体安定性
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4週
- 臨床意義
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抗DNA抗体には抗dsDNA(二本鎖DNA)抗体と抗ssDNA(一本鎖DNA)抗体およびdsDNAと抗ssDNAの両方に反応する抗体があり、
活動期SLEに特異的にIgGは出現し、治療効果も反映すると考えられている。
測定はEIA(酵素免疫測定法)が用いられ、
抗原抗体複合物に反応する抗体に酵素を付けて結合させ、
次いで酵素に対する基質を加える。基質は分解されると発色するので、酵素の活性から抗原量を検出する。
IgM抗体は保険収載されていないが、活動期SLEに比べ非活動期SLEやSLE以外の疾患でも高値を示すとされている。