1198
トブラマイシン
採取量
血液 : 1.0 mL (容器①)
提出量
血清 : 0.3 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
HEIA
有効治療濃度
グラム陰性菌感染症に対する標準治療
Peak 15~20 μg/mL
Trough 1 μg/mL 未満 
実施料
[470]点
判断料
所要日数
3~4日
備考
検体安定性
4週
臨床意義
トブラマイシンはタンパク合成阻害を有するアミノグリコシド系抗生物質である。 腎不全や長期、大量投与患者では聴力障害に注意を要する。 薬物治療効果は個人によって、吸収、代謝等に差があるとともに、 同一の血中濃度が得られていても薬理効果や副作用が異なる。 そこで薬物治療の有効性と安全性を求めて、薬物血中濃度を測定し解析する 薬物治療モニタリング(TDM:Therapeutic Drug Monitoring)が実施されている。 この検査は特定薬剤治療管理料として抗てんかん剤、向精神薬、抗不整脈剤、抗生剤、抗悪性腫瘍剤、 免疫抑制剤などが保険収載されている。
関連項目
ゲンタマイシン アミカシン バンコマイシン テイコプラニン アルベカシン