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透析液(混釈培養法)
検査材料・量
透析液 5~10mL
容器
保存方法
検査方法
混釈培養法
実施料
判断料
所要日数
8~10日
備考
R2A培地にて17~23℃ 7日間培養 生菌数を報告。
検体安定性
臨床意義
透析液及び透析関連用水の生菌数の測定を目的とする。 従属栄養細菌は有機炭素源に依存し、有機栄養物を比較的低濃度に含む培地(R2A寒天培地)を用いて、 低温で長時間培養したときに発育するすべての菌を総称する。 一般細菌が増殖しにくい低水温の水環境においても増殖できるため、 医療では、透析機器関連の透析液の洗浄度、洗浄消毒薬の効果と洗浄消毒方法の妥当性を評価する必要がある。 透析液/R2A-Kは試料液とR2A寒天培地(粉末を調整)をシャーレの中で混和凝固させ、 培養後のコロニー数から資料中の生菌数を算定する。 菌数が多い場合に適している。
関連項目