総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
-
ラテックス免疫比濁法
- 基準範囲
-
11~121 mg/dL
- 実施料
-
377点
- 判断料
-
144点 (免疫学的検査判断料区分)
- 所要日数
-
3~5日
- 備考
-
-
- 検体安定性
-
21日
- 臨床意義
-
IgGにはサブクラス分画があり、健常人ではIgG1、IgG2、IgG3、IgG4が存在する。
IgG4はIgG分画の中では最も少なく、通常補体活性化能をもたないとされている。
高値を示す疾患としてはアレルギー疾患、寄生虫感染、天疱瘡のほか、自己免疫性膵炎やミクリッツ病などの
全身性IgG4関連疾患で高IgG4血症を認め、罹患腺組織中のIgG4陽性形質細胞浸潤が特徴である。