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抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA-RF)
採取量
血液 : 1.0 mL
提出量
血清 : 0.3 mL
容器
保存方法
検査方法
ECLIA
基準範囲
6.0 AU/mL 未満
実施料
117点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
3~5日
備考
検体安定性
臨床意義
IgGはヒト免疫グロブリンの75~85%を占め、その構造は2本のH鎖と2本のL鎖に加え、 H鎖の定常領域(Fc)297番目のアスパラギン残基に付く2本の糖鎖からなる。 糖鎖はガラクトースなどの糖から構成されて、白血球レセプターとの結合や補体活性に関わっていると考えられている。 リウマトイド因子はIgGのFc部分に対する自己抗体であり、特に、ガラクトースが欠損するIgGに対しては強く反応し、 RA患者においてガラクトースが欠損したIgGの存在が報告されている。 本検査は、RAの早期発見や病状の診断に有用である。
関連項目
RF定量 リウマチ因子IgG抗体 抗CCP抗体