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抗副腎皮質抗体
採取量
血液 : 5.0 mL
提出量
血清 : 2.0 mL
容器
保存方法
検査方法
FAT
基準範囲
(-)
実施料
判断料
所要日数
16~20日
備考
検体安定性
1ケ月
臨床意義
副腎皮質は球状層、束状層、網状層の3層からなり、アルドステロン、コルチゾール、エピアンドロステロンがそれぞれ分泌される。 慢性副腎皮質機能低下症であるアジソン病はこれらステロイドホルモンの分泌が慢性的に低下した状態であり、 結核などの感染性と特発性に分類される。 特発性アジソン病で抗副腎皮質抗体が多くみられるため、結核性や真菌性などとの鑑別に有用である。 この自己抗体の対応抗原はステロイド合成酵素群にあると報告されている。
関連項目
副腎皮質刺激ホルモン