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Gバンド分染法
採取量
提出量
ヘパリン加血液 : 5.0 mL (容器①)
または 骨髄液 : 1.0 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
血液:分離培養法   骨髄血:短期培養法
基準範囲
M 46XY 
F  46XX 
実施料
2631+397(加算)
判断料
125点 (血液学的検査判断料区分)
所要日数
7~10日
備考
対象疾患:先天性異常、血液疾患等
検体安定性
臨床意義
正常人の染色体は22対の常染色体と1対の性染色体、計46本を持ち、女性では2本のX染色体、 男性ではX染色体とY染色体各1本である。染色体は通常ほどけて2本鎖DNAとなり細胞核内に収納されているが、 有糸分裂ではDNAがクロマチン鎖を形成し、分裂中期には染色体の形態をとる。 この分裂中期細胞をトリプシンで処理した後、ギムザ染色し染め分けられるバンドパターンから染色体の欠失、 転座などを判定するのが、Gバンド分染法である。
関連項目