総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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フェノバルビタール(Phenobarbital,PB)
- 検査方法
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ラテックス法
- 有効治療濃度
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10.0~40.0 μg/mL
- 実施料
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[470]点
- 判断料
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- 所要日数
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2~3日
- 備考
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- 検体安定性
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1ケ月
- 臨床意義
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フェノバルビタールは不眠症、不安緊張状態の鎮静、てんかんのけいれん発作、
自律神経発作および精神運動発作に対して使用されている。
薬物治療効果は個人によって、吸収、代謝等に差があるとともに、
同一の血中濃度が得られていても薬理効果や副作用が異なる。
そこで薬物治療の有効性と安全性を求めて、薬物血中濃度を測定し解析する
薬物治療モニタリング(TDM:Therapeutic Drug Monitoring)が実施されている。
この検査は特定薬剤治療管理料として抗てんかん剤、向精神薬、抗不整脈剤、抗生剤、抗悪性腫瘍剤、
免疫抑制剤などが保険収載されている。