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総コレステロール(T-CHO)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
コレステロールオキシダーゼ法
基準範囲
130 ~ 220 mg/dL
実施料
17点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
女性では加齢と共に増加傾向が認められます。基準値上限は日本動脈硬化学会が提唱する高脂血 症の医療開始基準に則った値です。また、下限は健常者の測定値分布より統計的に算出される正常範囲に 則った値です。10時間以上絶食後、採血して下さい。
検体安定性
7日
臨床意義
総コレステロールは、血液中に含まれる全てのコレステロール(善玉(HDL)・悪玉(LDL)コレステロール を含む)の総量をいい、肝臓で生合成される。細胞膜の構成成分で、胆汁、ステロイドホルモン、 ビタミンDの前駆体として重要。臨床的には糖尿病における心疾患合併症の指標、ネフローゼ進行の指標 、動脈硬化の予防等に測定される。
関連項目
中性脂肪 HDL-コレステロール LDL-コレステロール リン脂質 LP(a) リポ蛋白(a) レムナント様リポ蛋白コレステロール(RLP-コレステロール) アポ蛋白 A-Ⅰ アポ蛋白 A-Ⅱ アポ蛋白 B アポ蛋白 C-Ⅱ アポ蛋白 C-Ⅲ アポ蛋白 E