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婦人科液状化細胞診
検査材料
子宮頸部・膣および膣断端部
容器
保存方法
検査方法
パパニコロウ染色
実施料
150点 + 36点(婦人科液状化加算) 
判断料
150点 (病理判断料区分)
所要日数
3~6日
備考
サーベックスブラシを用いて採取します。プレザーブサイト液(シンプレップ容器)の蓋を開け検体を採取した ブラシを保存液の中でブラシの毛先が広がるように押し付け、細胞を洗い落とし、容器の蓋をしっかり閉めてご提出ください。
検体安定性
臨床意義
細胞診検査はパパニコロウ染色を基本とする悪性腫瘍のスクリーニング検査である。 従来の細胞診は医師が採取した細胞をそのままスライドガラスに塗抹・固定していたが、 液状化細胞診では専用の細胞保存液に細胞を入れ保存した後に標本を作成する。 本法では、専用機器を用い標準化した手順で作成するため、 細胞の重なりが少ない均一化した密度のスライド標本となる特徴がある。 また、残った保存液からHPV核酸検出や免疫細胞化学検査の追加が可能である。
関連項目
細胞診検査<婦人科> HPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定)