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尿中一般物質定性半定量検査 潜血
採取量
提出量
尿 : 10.0 mL
容器
保存方法
検査方法
試験紙法
基準範囲
(-)
実施料
26点
判断料
所要日数
1~2日
備考
当該医療機関内で、検査を行った場合に算定。
検体安定性
臨床意義
血尿をきたす疾患は様々で、腎、尿路の炎症、腫瘍などで肉眼的に認める場合から 尿沈渣や潜血反応を用いないと検出できないことがある。 また、血管内で溶血している場合は、ヘモグロビン尿といい、 異型輸血など輸血副作用のほか様々な疾患も考慮する。 試験紙による検査法はヘモグロビンのペルオキシダーゼ様の作用を利用した発色反応である。 そのため、尿中にビタミンCが多量に含まれていると反応が阻害されたり、 沈渣の赤血球数とヘモグロビン濃度が必ずしも比例せず、相異することがある。
関連項目
尿蛋白定性 尿沈渣