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クラミジア・トラコマチス核酸検出
採取量
提出量
初尿、うがい液 : 10.0 mL
または ぬぐい液
容器
保存方法
検査方法
PCR法
基準範囲
陰性
実施料
198点
判断料
150点 (微生物学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
2~3日
備考
同一容器で2310淋菌核酸検出と併用できます。
検体安定性
臨床意義
クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)感染症は性行為感染症(STD)のひとつで、 尿路、生殖器、眼などに感染する。検査法は患部から擦過検体、尿中の抗原、血液中の抗体測定が行われる。 抗原検査にはポリメラーゼ連鎖反応(PCR:Polymerase Chain Reaction)法で 目的の菌や細胞に特異的なDNA断片を数百万から数千万倍に増幅させて、 検出する方法で、感度と特異度がともに高い。抗体は抗原検査用の検体採取が困難である場合や、 妊婦のスクリーニング検査として用いられ、IgGまたはIgA抗体をEIA(酵素免疫測定法)法で検査する。 EIAは抗原または抗体を貼り付けて固定し、次いで被検検体を反応させできた複合物に、さらに酵素標識抗体を加え、 その酵素による基質反応を発色として捉え、定量的に測定する方法である。
関連項目
クラミジア・トラコマチス抗体IgA&IgG 淋菌核酸検出