総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
-
LC-MS/MS
- 有効治療濃度
-
30~350 ng/mL
- 実施料
-
-
- 判断料
-
-
- 所要日数
-
5~7日
- 備考
-
-
- 検体安定性
-
4週
- 臨床意義
-
クロルプロマジンは精神分裂病、躁病、神経症における不安・緊張・抑うつ、悪心・嘔吐、しゃっくり、
破傷風に伴うけいれん、麻酔前投薬、催眠・鎮静・鎮痛剤の効力増強に用いられる。
薬物治療効果は個人によって、吸収、代謝等に差があるとともに、
同一の血中濃度が得られていても薬理効果や副作用が異なる。
そこで薬物治療の有効性と安全性を求めて、薬物血中濃度を測定し解析する
薬物治療モニタリング(TDM:Therapeutic Drug Monitoring)が実施されている。
この検査は特定薬剤治療管理料として抗てんかん剤、向精神薬、抗不整脈剤、抗生剤、抗悪性腫瘍剤、
免疫抑制剤などが保険収載されている。