総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
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CLEIA
- 基準範囲
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12.1~24.9 U/mL
- 実施料
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204点
- 判断料
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125点 (血液学的検査判断料区分)
- 所要日数
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3~6日
- 備考
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- 検体安定性
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4週
- 臨床意義
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トロンビンは血管内皮上にあるトロンボモジュリンがレセプターであるため結合すると
凝固活性化の機能が失われ、抗血栓的な働きをもつプロテインCを活性化する。
プロテインCはプロテインSの働きとともに活性化第Ⅴ因子と活性化第Ⅷ因子の不活性化により、
凝固機能を制御している。可溶性トロンボモジュリンは血管内皮細胞に傷害があると上昇してくることが知られており、
糖尿病、膠原病、溶血性尿毒症症候群(hemolytic uremic syndrome:HUS)、
血栓性血小板減少性紫斑病(Thrombotic Thrombocytopenic purpura:TTP)などで高値を示す。