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LP(a) リポ蛋白(a)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
TIA
基準範囲
40 mg/dL 以下
実施料
107点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
2~3日
備考
検体安定性
2日
臨床意義
リポ蛋白(a)は、1963年ノルウェーの遺伝学者BergによりLDLの遺伝的変異として発見された。 Lp(a)はLDLを構成しているアポ蛋白B-100にAp(a)がジスルフィド結合したリポ蛋白である。 Ap(a)は1987年にMcLeanらによりアミノ酸配列が決定され、その構造がプラスミノーゲンと極め て高い相同性をもつことがわかった。これらの構造上の特徴から動脈硬化との関連が示唆され、 従来の動脈硬化の診断指標である総コレステロールやHDLコレステロールなどとは独立した 動脈硬化の危険因子と考えられている。
関連項目
総コレステロール 中性脂肪 HDL-コレステロール LDL-コレステロール リン脂質 レムナント様リポ蛋白コレステロール アポ蛋白 A-Ⅰ アポ蛋白 A-Ⅱ アポ蛋白 B アポ蛋白 C-Ⅱ アポ蛋白 C-Ⅲ アポ蛋白 E