総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 採取量
-
血液 : 2.0 mL
- 提出量
-
EDTA加血液 : 2.0 mL
- 容器
-
14 血球検査用容器
- 保存方法
-
冷(凍結不可)
- 検査方法
-
試験管法
- 基準範囲
-
-
- 実施料
-
152点
- 判断料
-
144点 (免疫学的検査判断料区分)
- 所要日数
-
4~5日
- 備考
-
-
- 検体安定性
-
-
- 臨床意義
-
Rh血液型には主要な抗原であるD, E, C, c, eがあり、2種の対立抗原の組み合わせからはCe, cE, CE, ceと
Dの対立抗原dは存在しないが便宜的にdと記載すると、DCe, dCeのような3種の抗原の組み合わせになる。
この表記法はFisher-Race説(CDE)であるのに対して、Wiener説(Rh-hr)ではRh1, rh'のようになる。
E, C, c, eの抗原性がD抗原に比べて低いため、一般にD抗原についてのみ記載されるが、
不適合輸血や妊娠によりこれらに対する抗体が認められた場合は精査が必要になる。