総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
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JSCC標準化対応法
- 基準範囲
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M:50~220 F:40~170 U/L
- 実施料
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11点
- 判断料
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144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
- 所要日数
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1~2日
- 備考
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- 検体安定性
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7日
- 臨床意義
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クレアチンキナーゼ(CK)は筋肉収縮の際のエネルギーの代謝に関与する重要な酵素である。
生体内では骨格筋に最も多く、平滑筋、心筋、脳などにも含まれ、それらの部位の損傷により血中に
逸脱する。活性には性差が認められ、女性は男性より低値を示す。
急性心筋梗塞、心筋炎、筋疾患(進行性筋ジストロフィー、多発性筋炎、皮膚筋炎)、脳血管障害、
甲状腺機能低下症などで上昇。甲状腺機能亢進症、全身性エリテマトーデス、シェ―グレン症候群、
関節リウマチなどの疾患で低値を示す。