総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
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直接法
- 基準範囲
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(-)
- 実施料
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- 判断料
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- 所要日数
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1~2日
- 備考
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採血後、37℃または室温保存にてご提出下さい。血清分離剤入り容器は不可。
- 検体安定性
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- 臨床意義
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全身性エリテマトーデス(SLE : systemic lupus erythematosus)の患者で認められたことから、LE細胞とよばれる。
SLEの患者血液中には細胞の核酸に対する抗体を保有することが知られている。
抗体は壊れた細胞があると反応し、続いて補体が結合したLE小体となる。
LE細胞はこれを貪食した好中球である。
患者血液を採取すると凝固するが、そのまま試験管をふ卵器内に2時間ほど保存する。
この後、血液をすり潰して、白血球の多い層をとって血液像のような染色標本を作成する。
顕微鏡で紫赤色で均等に染まるLE小体が好中球に認められるか観察する。